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2021年の卒業公演に私たちが選んだ演目は「ロミオとジュリエット」です。シェイクスピアの戯曲をもとにした本作品は、私たち4年生が劇団The座に入団して初めての公演で取り組んだ演目でもあります。
当時私たちは全員で作品完成に向け足並みを揃える大変さや、歌やダンスで物語を表現する難しさを知りました。特に、全体でのダンス練習においては大学の閉門時間を忘れるほどに熱中したことを覚えています。
ロックテイストの楽曲や、青春の輝きや憎しみからなる狂気を表現したダンスナンバーなど、魅力の詰まった本作品で集大成を迎えられることを光栄に思います。
4年生の劇団The座としてのミュージカル人生は「ロミオとジュリエット」に始まり「ロミオとジュリエット」に終わります。今回私たちが最上級生となり同じ作品に挑戦できることに身の引き締まる思いを感じています。
昨年から私たちの生活は一変しました。新しい日常の中、応援して下さるお客様の存在や先輩方の温かい支援に力づけられ、今日まで活動することができました。多くの方に支えられ成り立っている本作品を今、私たちが上演することに意味があるのだと信じています。
本公演は感染症対策に努めており、配信での観劇方法をご用意しました。
どうぞ最後までお楽しみください。
演出 金田恵
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